ゴールデンウィーク前半に、一田憲子さんのオンラインライター塾に参加した。
3度目の正直でポチ成功。
あっという間の2日間。
テクニックを学ぶというより書く意味を深く考える思考を学んだ2日間。
課題の文章を書きながらただただ何を伝えたいのかを深く考えた。
一田さんの講評は自分が意識していなかった重要な隙間をすかさず見つけてくれた。
それもとても心地よい、丁寧な言葉で。
言語化能力が高い人、周りにもいるけれど、
必ずしも心地よいかっていうとそうでもない場合が多い。
一田さんの選ぶ言葉は相手に寄り添っている気がする。
たぶん、どういう言葉がその人に一番伝わりやすいかってことを
考えながら的確に伝えているんだろうな。
私もいつも同じことを考えているけれど
持ってる引き出しが全然違うっていうのはこのことだなあ、とつくづく思った。
書くってことは「伝える」ってことだということが今回のテーマで
私は何が言いたいのか。伝えたいことは何なのか。
今回、はっきりわかったことは
私はよく頭の中でいろんなことを考えて下書きみたいに文章にしてる。
それで、意気揚々と書き始めるんだけど
書きながらわからなくなってきて、あれ???と道に迷うことがすごく多い。
だから、ブログもnoteも下書きだらけ。
私はなんで「書きたい」って思っているのか。
書きたいってことは「伝えたい」ってこと?
共感してほしいのか、訴えたいのか、正当化したいのか
ただ知ってほしいのか。
私の場合はどれ?
だけど、誰かに何かを伝えたい、のではなくて
ただ言いたい。ってことがある。
ああ、書きながらまた思考がぐるぐるする。
でも、参加できてよかった。
とても居心地の良い時間で
一田さんのこともすごく好きになった。
何だかね、ここ数年、自分の心が素直に喜ぶことをやってこなかったなあと
思うわけだ。
良いことですよね、面白いですよね、素晴らしいですよね、ということと
自分の心が喜ぶことって必ずしも同じじゃないってことに
はっきり気がついてよかった。
好きなことだけをやって生きていけるような余裕は正直ないけど
でもそろそろ少しは自分を甘やかしても良いかなと思っている2022年。
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